認定NPO法人 ゆめ風基金〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662/E-Mail yumekaze@nifty.com

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけています。

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2016.11.30 Wed 11/23ポジ祭ご報告!

11/23、毎年恒例になった「ずっと続けていく 被災障害者支援 東北⇔関西⇔熊本 ポジティブ生活文化交流祭」(通称:ポジ祭)
あいにくの曇り空で風も強かったのですが、雨も降らずなんとか大盛況のうちに終了しました!

被災地東北・熊本から当事者の皆さんも参加。
東北・熊本の名産や作業所の商品を販売したり、いろんな話をしたり・・・。
年に一回、「ここであえる」という、不思議な思いが生まれています。



(ボランティアさんもたくさん手伝ってくれた本部スペース)



(玉入れに夢中!)




(寒かったので豚汁が早くに売り切れ・・・お腹いっぱいになります!)




(前日から泊まり込み「日常生活支援ネットワーク パーティ・パーティ」の椎名さん。運営本部担当。いつもありがとうございます!)




(一足早いけれどサンタさんも来場!『自立生活 夢宙センターの岡前さん!』)




(ステージも大盛り上がり!ゆめ風のアイドルちなっちゃん(右)、ゆめ風公認歌姫・かのうひろみさん(真ん中)、豊能障害者労働センターのプリンセス・かなちゃん!左)



(ほぼ大阪府内の車いすユーザーの車いす修理を担う、(株)ユーダの社長)



お祭りはそれぞれの立場で楽しみました!
来年は皆さんもぜひ参加してみませんか?

笑顔の中心はア・ナ・タです


(な)
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2016.10.17 Mon 10.9障害者避難所シンポジウム動画をアップしました

10月9日のシンポジウムが無事終了しました。

全国200人もの方々にご来場いただきまして。おかげさまで満員となりました。
誠にありがとうございました。

基調講演をいただいた立木さん、パネラーとして来ていただいた吉村さん、植田さん、阿部さん、鈴木さん、
本当にありがとうございました。

10月9日の様子を撮影したビデオをゆめ風Youtubeチャンネルにアップしましたので、
ご興味のある方ご覧ください。

ゆめ風基金事務局

2016.08.02 Tue 相模原事件を受けて―福本千夏

障害者なのに・・・障害者だから・・・障害者のくせにといわれる。
その時々に、勝手に言うとけ、「私は私」と歯ぎしりをしてきた。
でも歯ぎしりだけでは、もうあかん気がする。声なき声を聴けではだめなのだ。
口がたつ方にお任せして、合理的に生きてきたことのしっぺ返しを受けた、重度言語障害者といわれる私の正直な思いだ。
死は理不尽なものである。だからこそ、生は理不尽であってはならない。逝ってもいい命などない。「命の線引きをすることなかれ」と私はこわごわ叫ぶ。―福本千夏―


160728『命の重さ同じなのに』(朝日)
(2016年7月28日朝日新聞朝刊より。※記事はクリックで拡大)

2016.08.01 Mon 相模原事件を受けて~DPI、共同連の声明

2016年7月27日

相模原市障害者殺傷事件に対する抗議声明

特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議
議長 平野みどり

わたしたちDPI(障害者インターナショナル)日本会議は、
障害の種別を越えて障害者が障害のない人と共に生きることができる
社会づくりのための運動を行っている団体であり、
北海道から沖縄まで91の団体で構成されている障害当事者団体である。
2016年7月26日未明に相模原市の障害者施設で起きた障害者殺傷事件により
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、
負傷された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

現時点で事件の全容は不明でありその解明は今後を待たなければならないが、
報道によると容疑者は深夜に施設に入り、障害者を刃物で次々と襲い、
殺傷し、神奈川県警の調べに対し「障害者なんていなくなればいい」という
趣旨の供述をしているとも伝えられている。

もし、これが事実だとすると、障害者を「あってはならない存在」とする
優生思想に基づく行為に他ならず、私たちDPI日本会議はここに
強い怒りと深い悲しみを込めて断固として優生思想と闘っていくことを改めて誓う。

近年、閉塞感が強まる中、障害者をはじめとするマイノリティに対する
ヘイトスピーチやヘイトクライムが引き起こされる社会状況の中で、
今回の事件が起きたことを看過してはならない。

ヘイトスピーチ、ヘイトクライムを許さず、それらが引き起こされる社会状況を変革し、
誰もが排除したりされたりしないインクルーシブな社会づくりを進めていくことが求められている。

障害者分野では、2014年に障害者権利条約が批准され、
今年4月からは障害者差別解消法が施行されるなど、
障害の有無によって分け隔てられることのない共生社会=インクルーシブな社会づくりを
目指した取り組みが進められてきた。

私たちは、今回の事件にひるむことなく、障害者の生命と尊厳がまもられ、
様々な権利が行使できるように、インクルーシブ社会に向けた活動をより一層強める決意である。

なお、容疑者とされる者の入院歴等が一部マスコミで取り沙汰されているが、
事件の全容が解明されていない中で偏見と予断を煽りかねない報道は
差し控えられることをあわせて求めるものである。

以上




相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」殺傷事件に対する7月緊急声明

                   特定非営利活動法人共同連
                       代表  堀 利和

 「障害者は生きる価値がない」「安楽死が必要」「税金の無駄使い」「ヒトラー思想が2週間前に降りてきた」として、重度重複障害者を殺傷した容疑者に対し、われわれは言葉には言い尽くせないほどの怒りと衝撃をもって糾弾する。
それは、すべての障害者に対して向けられた全存在の否定の攻撃である。断じて許すわけにはいかない。
だが、今はまだこの事件の全貌が明らかになっていない。
事件の闇の深さを現段階では十分知ることはできない。
したがって、ここに「7月緊急声明」を発することに留まらざるをえない。

かつて、石原慎太郎東京都知事(当時)が重度心身障害者施設「島田療育園」を訪問した際、「ああいう人ってのは人格あるのかね 」と感想をもらした。また、地域住民の同意を必要とする自治体「要綱」は撤廃されたものの、障害者の作業所やグループホームを設置するにあたっては、今なお地域住民の反対運動は根強い所もあり、断念せざるを得ない事態に追い込まれている。このことは障害者を隣人として「抹殺」しているに等しいといえるのではなかろうか。われわれは、このような事態を受けて、社会的にも日常的にもそれを同次元の問題にひきつけて考察しなければならないであろう。「津久井やまゆり園」殺傷事件を引き起こした容疑者に対し、善良な多くの国民は憤怒をもって受けとめた。だが、すべてが、われわれの日常生活にいっさいがつながっていることにも気づかなければならないであろう。

かつて、われわれは苦い経験をした。1964年に起きたライシャワー米大使の傷害事件である。犯人は、松沢精神病院に通院していた患者であった。彼は反米右翼思想の持主だった。にもかかわらず、政府やマスメディアは精神病者ゆえの事件として取り上げ、日米の外交問題を政治的に回避した。以後、民間の精神病院が次々と造られる方向に進み、いわば保安処分的な社会防衛の措置としてとられたのであった。しかし、今回の事件はまたそれとも意想を異にしている。

容疑者は措置入院の経歴があり、大麻薬物依存症者、そして被害者もまた障害者である。
政府は関係閣僚会議の中で措置入院のあり方を再検討することを示し、そして現状の医療観察法、社会復帰に努力しているダルクの存在、障害者を20万人ジェノサイドしたといわれるヒトラーの優生思想、さらに激しさを増してきたヘイトスピーチ、こうした現実の状況のなかで、われわれは、事の本質と原因を明確に見定めなければならない。そのためにはもう少し時間を要するし、議論を深めなければならない。世の中を誤りなき方向へ進めるために。

われわれは、「7月緊急声明」において今回の唾棄すべきおぞましい事件を心底から弾劾・糾弾することをここに表明する。
7月30日

2016.08.01 Mon 相模原障害者施設殺傷事件をうけて

7月31日
認定NPO法人 代表理事 牧口 一二

先日、とても無視できない相模原の事件が起こってしまった。

残忍な事件でまず直観したのは、施設ではなく、それぞれ家族と一緒に暮らせていたら、それが当たり前の社会になっていたら、あんな短時間に障害ある仲間たちが十九人も殺され、二十六人も重軽傷を負うことはなかった、と無念でならない。

新聞やテレビの報道が事実ならば、障害者施設で働いていた容疑者は園長に「ずっと車いすなどに縛られて(障害者たちは)幸せなのか。周りを不幸にするだけだ」と言い、
園長に「その考えはヒトラーと同じだ」と指摘されても「そう取られてもいい、自分は正しい」と譲らなかった、という。

かって脳性まひ者集団・青い芝の会の人たちが主張していた「愛と正義を否定する」というキリスト者のボクが解釈に悩み続けつつも触発された言葉を具現化したような事件だった(まるで予見していたように)。

どうも容疑者の彼は、そうした考えから障害者を殺すのが正義で平和への道(愛)と思ったようだ。
で、衆議院議長に賛同が得られるものと手紙を書いていた、とのこと。
彼がそう思ってしまう世相がヘイトスピーチなどに表れている。
それは強者の論理、1%の強者のために99%を犠牲にする社会のことだ。
真逆だよ、キミ。

今の世が辛うじて滅び切らないでいるのは、我ら丸腰の(抵抗できない)障害者とその生き方に共感している障害なき人たちがいるからだ。
その人間らしいゆたかさが戦争の広がりを必死で喰い止めているのだ。

そして事件後の対応だが、十数年前の大阪教育大付属池田小学校事件を思い出した。
あの時、全国の学校は校門に鍵をかけ、防犯カメラを設置した。
世の中には、そうしないと許さない空気があったからで、「これで再発は防げる」と信じた教師が何人いただろうか。
ほんとうに安心できるのは常にいろんな人が見ていること、そんな空気が流れていることだ。障害者施設もしかり。
守り、閉じ籠るのではなく、真逆のできるだけオープンにすること、外からの空気が漂い続けることこそ凶悪な犯罪から守られるのだと考える。
 
最後になってしまったが、お亡くなりになられたかたに心から哀悼の意を表します。
そして、心や体に傷を負ったかたが、一刻も早く日常を取り戻せますように・・・。

 
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