認定NPO法人 ゆめ風基金〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662/E-Mail yumekaze@nifty.com

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけています。

Home > 東日本大震災被災地情報

--.--.-- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2015.04.08 Wed 「宮古はいま・・・」

「宮古はいま・・・」
と、いう原稿依頼を受けて何を求められているのか、何を発したらよいのか考えました。
 また、ブログへ掲載ということは公表ですので、毎度のことながらどこまで書いたらいいか悩みます。
 昨月(平成27年2月)に、被災地の現状が知りたいという方へ原因を含めて現状を話したところ、かなり落胆されており、その方の表情を思い出すと、真実を伝えない方が良かったのではないかとさえ思ってしまいます。

 あくまで、私的な考えとお断りさせていただいて、宮古市の「ひと・まち・くらし」の今のほんの一部を。

 災害公営住宅や高台・嵩上地で、今年の春以降に多くの人が新しい場所での生活を向かえます。
 港湾・道路・橋・堤防等が直ったり、新しい所が次々と出来て目に見える“復興”は進んでいます。

 災害公営住宅への入居はすでに始まっているところもあるようですが、各地の受入れ状況は様々で、既存自治会の反発がある所や既存住民との境をなくしていこうとしている所、公営住宅と自立再建の差に不満が出ている所、地区を細かく分けて地域住民主体で地区毎に再建が進んでいる所、災害公営住宅のみで自治会を作る方向の所等、場所ごとに対応や進め方は様々です。

 宮古市のボランティアや支援団体に関しては、昨年からは宗教関連の団体が大多数で、その他は公益系のものばかりで、市民活動といわれるものはゼロに等しいです。
 ボランティアや支援活動といわれるものの多くへ疑問を感じます。
 予算ありきの活動や、必要性のない活動、地域住民ではなく支援者主体の活動が殆どで、地域住民の自立や将来性を考えた活動は無いのが現状です。
 この事に関しては、宮古市に限らず多くの被災地でも同様のようです。

 産業に関しては、宮古市の主力産業である漁業ですが、港湾や漁業設備などは多くの資金が投入されて新しい設備が次々と整備されて、回復している面もありますが設備や施設・道具がそろっても、そこで働く人が減っていて人材確保がままならないところも多々あります。また、震災後の支援という名で契約した大手に当時の値段のままで買いたたかれて売れば売るほど赤字になるものもあります。
 宮古市に限らず岩手県では求人倍率が一時(震災前)より上がり景気が上向きになったと捉えられているようですが、実際には復興関連の公共事業が多く、地域の継続的な雇用とはならず、一過性のものばかりですし、公共事業の多くは地域への還元が多くないものが殆どです。

 被災地の人が現在どう思っているかは、多様な考えがあるので一概には言えませんが、いわゆる一般住民と話す時に出てくる話の多くが暗い話です。
 住宅再建後の収入が確保できるか?住宅再建の場所の安全性は?地域で今後も生活できるか?仕事はあるのか?地域のコミュニティーは?買い物に行けるか?病院は?等々。
 実際、人口減や超高齢化、福祉従事者の不足、交通が不便、買い物が不便、孤立等様々な現実が今現在あるものよりさらに悪化していきます。
 また、震災後の様々な事案に対する不公平についてのわだかまりがあり、そのことが地域住民の間に根深いものを残したことにより、復興や地域課題への対応が進まない一因となっているのも事実でしょう。

仮設住宅の状況ですが、入居者が3割程度退去しています。
 しかし、実際の入居者や世帯数を把握しているところはどこも無いのが事実です。
 それは、世帯分離や書類上は入居していても物置や別荘のように使用している場合も
あるからです。
 仮設住宅へ入居してから3年以上が経過し、住宅のあちこちにガタがきています。
 元々、応急仮設住宅ですし、仮設住宅毎に同じ予算で建てられたものですが、
建築関係者が指摘しているように、とても同じ予算とは思えない造りに差があります。
 また、混乱しながら突貫工事で建てられたもので、入居当初から不具合が多々ありました。
 現在は、プレハブタイプの仮設で、木の部分が腐ってきて抜けていたり、壁の隙間が
外の光や隣の光がしっかりとわかる程まで広がっていたりします。
 これらについては「無料で住まわせてもらっているから文句は言わない」という方もいれば、
「あまりにも酷過ぎる」と、意見は多様です。

 さて、雑多にまとまりも無くほんの一部を書かせて頂きましたが、東日本大震災からの現在までや、現状に関して話したり書き始めるときりがないのが事実ですし、課題の多くは、被災の有無に関わらず多くの市区町村で抱えているものであったり、潜在しているものだと感じています。
 本当の真実を知りたければ、実名を出して話さなければならない事が多いですし、その方がわかりやすいでしょう。被災地だけの事ではないのがわかります。
 それと、ある一部の話(又は、一人の話)を聞いて、それが事実だと思わないでください。私個人の経験や資料が無断で勝手な解釈で使われていたこともありますので。

 この災害で学ぶべき事や改善できる事があったはずなのですが、実際には多くの善意が無にされたり、お金の多くが無駄に使われたり、人が数字の1として使われたりしています。

 夢や希望が先にあるのはとても良い事ですが、現実をしっかりと見つめた中での夢や希望に向けて進みたいです。

 一つ、最近の話ですが地域住民との話のなかで、災害公営住宅や自主再建で高台や嵩上地に引っ越す事で新しい生活の希望がある反面、安全性が確保されていないところへ行くのが不安だとの話がありました。
 「今の所は、津波から逃げなくてもいいけど、今度の所はどこに逃げたらいいべ?」
 と。
 これが、一部ですが現在の復興案の真実を物語っているように思います。

 最後に、真実をうまく伝えることが出来ずに申し訳ありません。
                            
                       うましか 延足 圭祐(宮古市田老在住)
スポンサーサイト

2014.08.06 Wed にょっきりフェスタ

みちのくにょっきりフェスタ イン石巻2014年7月27日

こんにちは。
【小西寿一(ノーマライゼーション協会)】の
にょっきりフェスタ報告文です。

みなさま、感動を分かち合っくださいませ。

7月26日(土)午後6時30分大阪空港発のプロペラ機に乗り、
仙台空港から仙台駅⇒仙石線経由で石巻行き最終電車で、
午後10時40分頃あたりに石巻駅に到着。
ヘロヘロになりながら、翌日7月27日(日)の「みちのく にょっきりフェスタin石巻」
「公式写真記録」担当の僕は、某宿泊先でシャワーを浴び、倒れるように寝ました(笑)

27日(日)は、ものすごい晴天
石巻や南三陸、仙台のメンバーなど、同志や関係者が次々集まってのオープニング、
手作り舞台に、中瀬公園自由広場の風が心地よく通り抜けました。
「ピアノ演奏」「ダンス」この日に向けて練習し、思い切り、楽しく、のびのびと披露されました。
この後、レイ・ドロシーさんによるノリノリの歌は、会場全体が盛り上がりました。
イベント中は、司会者の出展の紹介で、買い物やご当地グルメを満喫。
私は、写真撮影に集中してしまい、お腹がグー(苦笑)。
午後からは、障害者プロレス団体「ODAZUNA」の「戦い」
おちゃらけに見せながら、すさまじい「全身全霊のバトル」
会場は感動と笑いとリスペクトの渦に包まれました。

HM(ボーカル&ギター・仙台市)はさわやかな歌声!!
「西村組」は歌う「介護福祉士」西村茂樹さんが今回のためにセッション。
!ソウル・フラワー・ユニオンは、今回はソロギターで登場。
中川さんの魂の歌声と西村さんのコラボ!は、「これを見れるとは、ほんま幸せです」と涙しました。

これで終わるかと思いきや、なんとなんと、レイ・ドロシーさんが、みんなと歌いたいと。
うれしい~!!と、会場参加者全員で炎天下の熱さを忘れて、歌い踊りました。
大感動の「みちのく にょっきりフェスタin石巻」でした
総合司会の方、手話通訳の方、本当にありがとうございました。

この熱き思いを、11月23日の「第5回東北⇔関西ポジティブ生活文化交流祭」につなげたい。
みんな、1人ひとりが心に思いを刻んだことだろう。

2013.09.07 Sat 大船渡の「かたつむり」さんからの写真ご紹介です

ゆめ風基金が支援させて頂いたところから、嬉しいお便りを頂戴しました!

私も、4月にお邪魔した、大船渡にある「かたつむり」さんです。


かたつむりのようにゆっくりでもいい・・
確実に前に進もう


少しずつでも進んだ後にはキラキラした何かを残してほしい



「かたつむり」さんは、そんな思いで、流された作業所の復旧に尽力されてきました。


何もなかったこの土地に・・・


(買った土地、建物は何もない空き地)



何もなかったところに!
そこに!
みんなの居場所ができました!

建物前


キラキラと光る笑顔の花が咲いています。



看板前


とってもかわいい看板の前で、ポーズ!!
(この写真の左手上あたりに、食事休憩したりするスペースがあります。
私が訪ねた頃は、トイレを作ったり、内装工事をしていました。)


この建物ができるまでのご苦労は、本当に並大抵のものではなかったはずです。

一人ひとり違う個性の子供たちが、この社会に生きているぞ!と
大声で叫びたい衝動。
さらに、この居場所が誇りとなり、また励みとなり、
次の一歩を踏み出すことができる場所となることは、ゆめ風の支援者様も、
ご理解いただける、それを証明している笑顔じゃないでしょうか???


文章を打ちながら、モニター画面がにじんで見えます。

次回のブログでは、「かたつむり」さんから頂いたお手紙ご紹介です♪


(。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。 ヤッターン♪。゚。Щ(´ω`Щ)。゚。ぇーんエーン! 嬉し涙だよ~!)








2013.03.30 Sat いよいよ本日と明日、「逃げ遅れる人々」上映会

 映画「逃げ遅れる人々」の上映会が本日30日は大阪府吹田市で、明日31日は大阪府豊中市で催されます。3月3日の関西発の上映会に引きつづき、開催されるもので、どちらも今回は南相馬市の青田由幸さんと大和田みゆきさんをお招きし、お話をしていただきます。
 2011年3月11日の東日本大震災、未曽有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか? マスメディアで取り上げられない被災地の障害者のさまざまな現実にせまるドキュメータリー映画と、被災地の障害者の「あの時と今」をみなさんとともに感じあい、考えられたらと願っています。

●映画:逃げ遅れる人々「東日本大震災と障害者」上映と南相馬からの報告会
吹田
日時:2013年3月30日(土) 午後1時30分~
場所:大阪府吹田市岸部市民センター・多目的ホール
(大阪府吹田市岸部南1丁目4の8 TEL06-6317-1293)
参加費:500円
・大阪でひとやすみプロジェクト、ぷくぷくの会共催
お問い合わせは、スマイルぷくぷくへ TEL・06-6337-8050
くわしくはぷくぷくのホームページをごらんください。

豊中
日時:2013年3月31日(日) 午後1時~
場所:豊中人権まちづくりセンター・4階
参加費:500円
主催:一般財団法人とよなか人権文化まちづくり協会、大阪でひとやすみプロジェクト
お問い合わせは、TEL 06-6841-5300
FAX 06-6841-6655
協賛:豊中市、豊中市社会福祉協議会
くわしくはこちらをクリック!


★吹田、豊中ともに副音声がつきます。また映画上映後、さぽーとセンターぴあ代表理事、青田由幸さんのお話、大和田みゆきさんのお話のあと、質疑応答があります。

2013.03.14 Thu 高知新聞3月6日の記事ご紹介

★震災から2年、なんとなく新聞記事が少ないなあと思ったのは私だけでしょうか…

忘れてはいけない、とわかっていても、日常のバタバタにまぎれてしまうことも多々あるでしょう。

そんな中、高知新聞の3月6日付け紙面で『被災地障がい者センターふくしま』『被災地障がい者センターみやこ』の活動状況などが紹介されました。

原発事故によって「深刻な介助者不足」「仕事がなくなった」など、震災までの生活を継続することが困難になった障害者たちの声、新しい事業を始めようと模索するみやこの障害者たち。

震災以降、被災地の救援活動を続けている、ゆめ風基金理事・八幡のコメントなど、今後の課題
(今まで言われてきたことの再確認かもしれませんが)
などが書かれています。

くわしくはこちらをクリック!


繰り返し繰り返し、何度も社会に向けてのメッセージ発信は、続けていかないといけないですね。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。