認定NPO法人 ゆめ風基金〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662/E-Mail yumekaze@nifty.com

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけています。

Home > 千夏のちょっと行ってきました

--.--.-- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2016.12.14 Wed 中学生プロジェクトのご報告

摂津二中で、「中学生プロジェクト」に参加しました!

ゆめ風基金では数年前から、「中学生プロジェクト」を行っています。
これは、昼間、何かあったとき、地域にいるのは中学生じゃないか・・・?
ならばその「力」を借りて、障害者も生き延びよう!一緒に避難訓練しよう!と始まったワークショップです。

それは「障害」についての理解を深めてもらう「事前学習」を行い、いろんな障害について、当事者が生徒さんに話します。
視覚障害者、身体障害者、盲聾者・・・。
その後、障害者と一緒に「避難訓練」をやります。

先日は、摂津市で「中プロ」やりました!
以下、そのご報告です。




「はじめまして!
突然ですがクイズです。
今日私がマスクをしている理由は
『1.カゼ、2.ギョウザ、3.感染』と、教室に入り黒板に書きだす。
摂津二中・三年生のクラスで「避難訓練の事前講習」に今年も招いていただいた。

持ち時間も20分なので一瞬で教壇に集中してほしい。
「はい、3択です。風邪だからマスクをしていると思う人、手を挙げてください」と必死で呼びかける。
大半の手が伸びる。
「はい、昨日私はギョウザ食べて匂うからだと思う人は?」には笑いながら「はい」手があがる。
「では最後。えー私の障害が空気感染するからと思う人は?」
何食わぬ顔を装い聞いてみる。
二クラスの中で一人だけこれを選んだ。
「すっ、すごい!あなたはみんなの前でたった一人の自分の意見が言える。でも、正解は二番のギョウザでした。おばさんの障害は脳性まひという名前がついていて、空気感染はいたしません。安心してください」

「あっはは! ギョウザやったんや!」
そうそう、人の話は聞いてみないとわからんもんでしょ、と、自己紹介から始まり、避難訓練時の注意事項を話す。

「ご協力お願いしますね。
で、勇気あるあなた、いつかおばさんと握手などをしていただけたら嬉しいです。」と、授業を終えようとした。

誰かが声をかけてくれている。
「えっ何」、と、聞き返す。
ある生徒さんが「いつ握手してくれるんですか?っていうてはる」
微妙にニュアンスが違う女の子の通訳が入る。

「そっ、そんなこと言ってないよ。大人になって機会があればの話です。皆さんの優しさに感謝します。当日もよろしく」という私の目の前に、なんとわざわざ席を立ち、照れくさそうに手を出してくれたのは「感染」に手を挙げた子だ。

「うわ!!!」
私のほうがビビッてしまい、おそるおそる動く人差し指一本だけ出す。

避難訓練の当日は、言うまでもなく、命を託される側・託す側の関係ではなく、命を支え合う避難訓練になりました。

はじめて出会った、少しキャラが違う大人と車いすでの移動、互いに不安ではあるけれど笑顔が絶えない冬の体育館でした。

(福本 千夏)

スポンサーサイト

2016.11.30 Wed 千夏のちょっと行ってきました~第15回・糸賀一雄記念音楽祭

 11月19日 栗東芸術文化会館さきら・小室等さま・こむろゆい様がプロデュース・社会福祉法人グロー主催の「第15回・糸賀一雄記念音楽祭」に行ってきました。

 音楽やダンスという表現法で、声や言葉や意思を健常者と共に次々と舞台に出る知的障害と呼ばれる若い彼ら。一緒に楽しませていただきました。
 今年は仏・ナント市から、振付師のクロード・ブリュマションさんとダンサーのアン・ミネッティさんが参加。
 「さきらジュニアオーケストラ」とのコラボレーションは耳と目で合わさっての感動でした。
 ラストは「ほほえむちから」をステージと会場が一体となり熱唱。

 「小室さま、今年もありがとうございました。私は今日のステージにたった彼らのお名前は存じあげません。私たち障害者はいつも一括りに障害者と呼ばれます。でも、いつも小室さんはステージで一人に一人に名前を付けてくれている気がします」
 「千夏さん、そんな風に感じてもらえて嬉しいです」と来年の再会を約束してくださいました。

―福本千夏―

2016.09.14 Wed 千夏のちょっと行ってきました。「夢宙センター」編

 住之江駅・ショッピングモールの中にででーんと「夢宙センター」はある。ランチタイムには真下のコンビニは夢宙人が半分占める。車いすを使った市民とそれを支える健常者が一同に集まる風景・・・。何かのイベントがあるわけでない。これがここの毎日のあたりまえの景色なのだ。

 「一人でも多く、地域で生活する障害者がでてきたらええな、そのことだけを考えてこの場所を立ち上げた。ここまで来るには、いろいろあった。でも、俺はみんなを信じてきたんや。障害者もな、できるできない関係なく、責任もって託せることはたくさんと、人として成長できひん。」と社長こと平下さんは車いすから身を乗り出して語る。

 サイトネームで呼び合うもあたたかい空間で、個々のびのび育ちあえて・・・みなさん、とにかく元気だ。

 「元気に見えるだけや。なんや福本はん、元気ないんかいな。どの事業所も日々の仕事に追われてるからな。壁に当たったとき、そこでめげてしまいやすいのは確かなんやけど」と、社長は微笑む。「だから、私も研修ですわ。たまには人に会って学ぶ機会も必要ですいうて、新人東さんに手伝ってもらって参上しました」「ゆめ風基金さんからの研修なら、防災担当の」と、ひとみさんことトミーにバトンタッチ。
 
 彼女は阪神淡路大震災を経験。「防災といっても、個々人の温度差がはげしい。でも、いのちのことを、生き延びることを真っ先に考えるのが防災。それを考えたうえで、で自分は災害時になにが必要か、なにが困るかを知る。」「だから、ほんまは、行政主導でせなあかんこと」と、ここでおけいはん登場。

 「見えないって平常時でも行動に制限がかかることぐらいだれでもわかるはずなのに。あっ避難訓練も事業所主体違って・・・」「あっここで一晩、避難訓練したよね。あの時は大変だった。障害種別気にかけてほしいことは違う。でも、みんな口を合わせて言ったことは、体がしんどかった。心が不安だったということ、寒い冬なのに社長からのねぎらいの品はアイスクリーム」とトミーはくすくす笑う。
夢宙防災訓練
夢宙防災講座の様子(KSKS You☆ゆう☆ねっと 2015.6 Vol.26)

「ありがとうございました。今日はたくさんのことを学べました」と研修記録、いや訪問記念にみなさん、わざわざお集まりいただき。はいスマイル!
千夏のちょっと行ってきました。「夢宙センター」編



お忙しい中、感謝です。



by 福本千夏
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。