認定NPO法人 ゆめ風基金〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662/E-Mail yumekaze@nifty.com

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけています。

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2016.04.08 Fri ヒデの救援レポート2016年4月8日№188

●社会福祉法人・大阪ボランティア協会機関誌「ウォロ(通巻505号)」からの転載
購読申し込み TEL 06-6809-4903  FAX 06-6809-4902
「東日本大震災福島発・現地から伝える『被災地の今』やさいのラボ・農と食を通してつながり支え合う
(やさいのラボ:は、福島県二本松市の中山間地に位置する東和地域を拠点に活動し続けるグループ。農業とさまざまな人・団体・事業をコラボレーションさせながら、野菜や地域の魅力を引き出している。)

リポーター:かもん郁子さん(NPO法人うつしまブランチ理事)
「若者の活動や交流が地域を元気に」
2012年、福島県内の農業を取り巻く状況は過酷だった。
放射能対策に最善を尽くし、検査を済ませた野菜であっても風評被害にあった。
ならば原点に戻ろうと若手農業者3人で野菜を一から勉強し、ジュニア野菜ソムリエの資格を取得。
その魅力を、掘り下げ伝えていこうと12年4月「やさいのラボ」(以下、「ラボ」)を立ち上げた。

情報発信の方法の一つとして野菜を使ってドーナツやタルト、ワッフルなどを作り、隣町や首都圏で開催されるマルシェ販売をし始めた。
すると関心を持つ人たちも活動に参加するようになり、農家民宿の経営者や有機加工食品の製造・販売関係者、大学職員、NPO事務局など異業種の仲間が加わった。
ラボの活動を長く続けるために、語り合う中で浮上してきたやりたいことを無理なく実現させていくスタイルをとった。
以来、まずは自分たちが楽しく、そして関わる人みんなが楽しめることをモットーにしている。

現在は月1回程度、農家民宿「ゆんた」にあつまり、食事を作って食べながら語り合うことを基本に活動している。
『みんなが集まって話すって僕にとっては、すごく新鮮で、いつもいろんなアイデアや気づきをもらって帰ります』と、佐藤真平さん(NPO事務局)は話す。
2014年から2年続けて開催した「東和deいもフェス」も語りの場から生まれた企画だ。
野菜の定植から収穫までしっかりとりくんでみょうと始めたのだという。

菅野瑞穂さん(有機農業者)の畑を借りて5月にサツマイモの苗を植え、夏は朝活と称して高原の畑で早朝から草むしり。
収穫は友人・知人にも声をかけ、最後にバーベキュで喜びを分かち合った。
『若者がこんなことしているよ!』という情報発信が地域の元気にもなった。

ラボは、個人を訪ねて来たグループや学生を仲間に紹介するなど交流を広げる役目も果たしている。
有機農業のつながりで菅野さんの畑に千葉県九十九里町から応援にやってきたグループとの交流は、逆に菅野さんたちが九十九里を訪ねていくまでに発展した。
『有機農家、デザイナー、カフェのオーナーなど、私たちと同じ職業を越えて集まった方々で、皆さんノリがいい。あまりにも楽しいので、今度はこちらから訪ねていくことに。2年連続で行ってしまいました。(笑)九十九里では、消費者の心に響くデザインなど、教わることがたくさんあった。:生産者の生き方や考え方も付加価値になることも教わりました。』

夢や希望を共有・共感
武藤洋平さん(レストランオーナーシェフ)は活動の手応えをこう話す。
『父の時代には、青年団という語り合う組織がありました。いったん途切れはしても、絆が震災と原発事故という大災害から立ち上がる力になりました。僕らは、そういうつながりがなかった世代。ここで暮らしていくと決めた僕らが温めている夢や希望を共有できる仲間、共感し応援してくれる仲間の存在は大きいです。』
初年度に取り組んだ野菜のスイーツづくりの苦労が吹き飛ぶような出来事もあった。
『僕が作った、里芋のチョコトリュフを覚えていてくださった農家の方から料理教室の講師を頼まれたんです。』
震災を機に農業と食の原点に戻り、多様なコラボレーションから生まれる喜びを復興の力にしてきたラボの面々。
自らをブラッシュアップさせながら農と食を通して人と地域がつながり支え合う関係を、これからも大切に育てていきたいそうだ。

以上

●被災障害者支援 ゆめ風基金が届けた救援金総額は、369,782,740円(2015年12月31日現在)
○東日本関連救援金、金額は、313,442,139円です。(2016年2月末日現在)
只今の基金残高  256,963,770円(2015年12月31日現在)

このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。

息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座 00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。




●東日本大震災救援活動の中のhideの風景
「いのちを祈る音楽」
2016年5月19日(木)、東京都文京区・「文京 シビックホール 小ホール(春日駅、後楽園駅からスグ)
開場18時、開演18時30分~

◆3・11の地震、津波、原発事故のすぐあと、坂田明氏は海辺で暮らす友人たちのもとを訪ね、海に向かって亡くなったお身内の為に鎮魂のサックスを捧げた。
葬送の祈り、坂田明のプレイは世の中の生産性に寄与するものではないが、世の中になくてはならないプレイ、PLAY(演奏)はPRAY(祈り)なのだ。  (小室等)

・小室等さんがホストをつとめ、認定NPO法人ゆめ風基金とカタログハウスの学校が毎年行っているトーク&ライブ。
今年は、国際的ミュージシャンとして活躍中の坂田明さんをゲストにお迎えし、小室等さん、こむろゆいさんとのジョイントを繰り広げていただきます。
サプライズで永六輔さんのご出演があるやなしや・・・

●参加費:2000円、介助者1人無料。ペア割引2人で3000円
催しの収益は被災障害者救援金として使われます。
●主催:認定NPO法人被災障害者支援ゆめ風基金
●共催、カタログハウスの学校
●お申し込み、お問い合わせ:「ゆめ風であいましょう参加希望」とご明記のうえ、住所・氏名・電話番号・参加人数をお知らせください。定員370人になりしだい締め切りになります。
確認後、参加票をお送りしますので、当日忘れずにお持ちください。
●TEL 0120-545-450
●FAX 03-5365-2298
●ハガキ 〒151-8674 カタログハウス「カタログハウスの学校・事務局」係

以上
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2016.01.22 Fri ヒデの救援レポート2016年・1月22​日№186

●大急ぎの小さなお知らせ!
2016年2月6日(土)午後5時より、「箕面市中央人権文化センター・らいとぴあ21(箕面市萱野1-19-4 TEL 072-722-7195)3階視聴覚室にて
『3・11を忘れない :海と生きる』
・津波と火災で大きな被害を受けた、気仙沼からのメッセージ
・東日本大震災から5年、被災地のその後、これからの生活やまちの復興について、ありのままの現状と私たちは今何をするべきか、現地からのゲストをお招きして一緒に考えてみませんか…。
きっとこれからの防災に向けたヒントがたくさんあるハズです。

・気仙沼からのゲスト
気仙沼の銘酒 (株)男山本店 代表取締役、気仙沼商工会議所会頭 菅原昭彦さん
(株)男山本店のホームページ
(菅原さんは、社長を務める酒造会社が大きな被害を受けながらも操業を続け、復興計画の策定にも関わってこられました。自身の被災と復興に向けた経験も含め、お話しをしていただきます。また菅原さんは、箕面市人権協が続けている、:被災地を訪ねて、いろいろなひとのお話しを聞く:被災地義援活動にも、お力添えいただいた、おひとりです。)
主催:箕面ユネスコ協会

同じ日、午後6時から、同じ会場の和室で、【気仙沼の食材とお酒を楽しむ会】を開催。
菅原さんとの親睦交流も
参加費:ひとり2000円。
参加希望の方は、ユネスコ協会事務局 TEL 090-4768-5145まで、ご連絡ください。




●1月16日の毎日新聞に、ゆめ風基金代表理事の牧口さんが、阪神淡路大震災とゆめ風基金の誕生の20年の歴史を語る記事が、写真とともに、大きく掲載されました。
hideもちょっぴりお邪魔虫。
読まれる機会があれば、ぜひお目通しください!
(このブログにも記事を掲載しています↓ )

→  毎日新聞記事

2016.01.15 Fri ヒデの救援レポート、016年1 月14日:185:

いよいよ、2016年の幕が開けました。
みなさんは、この年末年始をいかがお過ごしでしたでしょうか?
もちろん、年末年始は、人間が作った約束事で、他の生き物には、関係ない事柄です。
サルもイヌも象も、季節の移ろいには反応しても、新年年末は関係なく、生きています。(笑)
にしても、人間世界では、メディアが、自然災害が来るぞぉと、脅し情報を垂れ流しました。
自然災害がおこらなければそれに過ぎることはないのですが、やはり自然災害は、人間の力では、コントロールできないシロモノだから、用心するに越したことはありません。
ゆめ風基金も、東北被災地の当事者団体とつながり、息の長い支援を行いながら、新たなる自然災害に向き合いつつ、防災活動を強めます。
阪神・淡路大震災から20年、東北大震災から5年の内外で学んだ経験を生かし、支援金を集めて、いざに備えて身構えて行きたいと考えています。
腰を落ち着けて、今以上に、みなさんのお力添えを得て、支援金を集めるので、ご助力をおかしください。
この:hideのリポート:も、方針を変え、不定期になっても、キチンと発信し続ける気持ちでいっぱいです。
何卒、みなさんのお力添えをお願いします。
2016年の新年に当たり(笑)hideのお願い事です!

みなさんへ!hide拝




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これまで届けた救援金
359,850,649円(2015年12月28日現在)

内・東日本大震災救援金総額
298,442,139円(2015年10月19日現在)

ただいまの基金残高
250,688,993円(2015年9月30日現在)

このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。

息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。


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【東日本大震災救援活動の中のhideの風景】
「吾亦紅」と名付けられた植物は、小さな赤い花をつけます。
大輪の紅薔薇のようにではなく、ひっそりと。
大きな声、叫び。
大勢の群集の権利要求、強い権力ではなく、小さく、ひっそりと。
しかし、その大勢の人たちと同じように、わたしにも、赤い血潮がしっかと流れているんだぞと、「われも、また、赤い『吾亦紅』と咲くのです。




●たむら市民ネットニュース13号
「フクシマ、ナウ!」その4

2011年6月30日、国は福島県伊達市内の113世帯を初めて『特定避難勧奨地点』に指定し、その後、伊達市の他の地点や南相馬市、川内村の計282世帯に指定を増やした。
さて、この:特定避難勧奨地点:の住人94世帯を含めて近隣世帯住人112世帯合計206世帯808人が、2017年4月末からの避難解除を前に、今年4月17日、国に避難解除撤回に向けて提訴した。
この訴訟の強みの1つは、係る住人が一体となり、行政区長が全員参加していることだ。
この訴訟の争点は、事故前の公衆被爆線量年間1ミリシーベルト以下の生活環境に戻すことができるのか?
国が採用しているICRPの勧告は、年間被爆線量1-20ミリシーベルトの最小値から選択することとしているところを、最大値の20ミリシーベルトを当初から採用している違反。
さらに原子力基本法では、「民主・公開・自主」を重んじることが規定されているところで、避難解除に対する説明は:民主:的ではなく、特に:特定避難勧奨地点:の住人に対しては:住人説明会:は一度もなかったことなど、国の:避難政策:を正面から問う初の訴訟として、係争中だ。

●損害賠償訴訟
京都、大阪、神戸地裁等で自主避難者:福島県外者含む:らが:避難の権利:と:損害賠償を求める訴訟を行っている。
京都では第3次損害賠償原告を含めると、58世帯175人が原告団となり係争中だ。
これまで7月7日までに、12回の公判の中では、国、東電の特に:津波:に対する、:シビア・アクシデント:対策を追求し、予見可能だった資料を提示しながら、国、東電の:無為::無策:ぶりを強く追記している。
全国各地裁で係争中の損害賠償訴訟の中では、各地裁 に関わる各原告弁護団は、原告の:避難の権利:と:損害賠償:を勝ち取るために縦横に関連して共闘している。
当然、国、東電も各地裁での弁明は全く違わない内容で応戦している。
とりわけ、:京都地裁で行っている損害賠償訴訟は全国各地裁行っている同様の訴訟の中でも注目を浴びている:と原告弁護団事務局長の田辺さんは言う。
それは『裁判長が好人物であるので、任期中に良い判例を取り付けて、他の同様の訴訟に有利な展開を巻き起こしたい。』そうだ。
今後の攻防の中では、実質的な損害賠償の費用について、審議が開始されるという展開を行う。

●この本編は、まだまだ続くとありますが、hideの救援レポートでは、最後に、とりあえずしておきます!

以上

2015.12.02 Wed ヒデの救援レポート2015年12月1 日№184

【いろいろな出版物&記録物のご案内】

●大規模災害時における障害者福祉サービス提供事業所の対応について「アンケート集計結果」
2015年年11月BCP研究会 TEL&FAX 06-6649-0455(パーティ・パーティ)

●東日本大震災、被災障害者への支援活動から~東北関東大震災障害者救援本部、4年間の活動報告として
・全49ページ
東北関東大震災障害者救援本部発行
申し込みは、救援本部大阪事務局、ゆめ風基金 TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662

●視覚障がい者からのメッセージ「みんなに届け 私たちのこころの声、思い」
全10ページ○発行、眼の会・NピO法人・視障自立支援の会
TEL&FAX078-921-5489

●NPO法人・奏海の杜(かなみのもり)通信第5号・2015年11月
「にこまる祭&活動報告号」
「NPO法人奏海の杜2011年~2015年活動報告号」
・発災時からの活動報告、写真満載。全34ページ。
連絡先 TEL 0220-44-4171 FAX 0220-44-4841



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これまで届けた救援金
359,650,649円(2015年10月19日現在)

内・東日本大震災救援金総額
295,442,139円(2015年10月19日現在)

ただいまの基金残高
257,311,810円(2015年6月30日現在)

このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。

息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
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【東日本大震災救援活動の中のhideの風景】
●たむら市民ネットニュース13号
「フクシマ、ナウ!」その3

住民の古里帰還を進めるところで、片付けのために出た家庭ごみや家屋を解体して出た廃棄物を焼却処理するゴミの減容化を目的とする焼却施設は、県内一円で建設されている。
放射線が降下沈着しているところで、その多くは土などの上にある。
南相馬市の市民グループは、車、電車等の通り道と、人通りの少ない所での比較した測定を行い、明らかに車、電車等の通り道では、放射線が拡散されている結果を得た。
焼却を行えばさらに濃縮した放射線がばい煙となり、辺りに拡散されることを想像することに高度な科学的な知識は不要だ。
しかし、国はそれを強行するということについて、理解するには思考は停止するのみだ。

●子どもの甲状腺がんの健康被害について
最近でも、ヒロシマ・ナガサキの被ばく2世、3世の人たちが国を相手に被ばく症状の認定を巡り最高裁で争っている中で、「白内障」も認定されました。
これで、ヒロシマ・ナガサキの原爆による放射線の影響から「白内障」が加えられ、チェルノブイリ原発事故による放射線の影響でもある「甲状腺がん」に並んだ。
これまでのフクシマ県内の約38万人の甲状腺のエコー検査から、126人が「小児甲状腺がん」(含む疑い)とされた。
(小児甲状腺がんの発症率は、100万人に1人)
このエコー検査自体は無料で受診できるが、「治療費」については、これまで検討中であった。
これについて、福島県民健康調査委員会は、約1000人近い人数の予算を確保した、と発表した。
この予算化の内容には、エコー検査の診断結果、B、Cの人数を算入したという。
一方では、このエコー検査は現在2巡目に入り、既に16人の「小児甲状腺がん(疑い含む」と診断され、その内8人は、1巡目の診断結果「A・異常なし」としたグループであったことから、関係者らを不安と恐怖に落としめた。
この1000人分の治療費の予算化は、少額ではないのかと?

●南相馬市避難解除撤回訴訟
「特定避難勧奨地点」とは、年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超える地域、またはエリアを単位とした避難対象ではなく、個別具体的に避難の可否を行った地域がある。
そのために、検査官が線量計を各家の玄関前にて、地上1メーター地点で計測し、年間20ミリシーベルトを超える住人について、特に子どもを持つ世帯、妊婦のいる世帯は優先的に「特定避難勧奨」を勧めた。
原発事故以来「除せん」が各地域で行われていることから、実は子どもがいる世帯住人が、家の周辺を自ら:除せん:していて、その後に検査官が測定したことから、数字上「特定避難勧奨」をされなかった世帯もあるなど、事情は様々だ。

●その4に続く

2015.10.21 Wed hideの救援レポート2015年10月19日№183

●市民による健康を守るネットワーク・たむら市民ネットニュース№113
「フクシマナウ!」
その2

『どうせ死ぬのなら、自宅で死にたい』
帰還希望者の多くは、高齢者や障がいを持つ人とその家族だ。
今回の避難解除をされる多くの住民は、あの3・11の時に、各地の避難所を転々とした住民が多い。
避難場所も当初の体育館からホテル、旅館など平均すると7箇所くらいの避難場所を渡り歩いている。
そこから移動した先の仮設住宅は、また劣悪だった。
仮設の設備が寒冷地に耐えられずに、水道管などの破裂が目立った。

体調の悪い高齢者、障がいを持つ人にとっての仮設住宅への車いす使用の玄関スロープ設置は遅れた。
テレビのリモコンが隣の住人の部屋のテレビのチャンネルを動かすなど、プライバシーには住民相互に過剰に気を使った。
この間、多くの住人はさらに体調を悪化させ、障がいの重度化は進んだ。

住民は地震、津波で家を失い、財産を失い、仕事を失い、そして家族を失うなど、瞬時に、そして今なお埋められない数々の喪失感に絶望視している。
(※3・11直後僅か1日で、元気な高齢者が認知症になった例もある。)
建設された復興住宅は、高齢者、障がい者など、いわゆる弱者を優先的に入居が向けられているものの、それらの優先対象者の入居希望は少ないのだ。
この復興住宅にはもう仮設住宅群にあった:コミュニティー:が希薄になることがその理由の1つだが、最大の理由は:どうせ死ぬのなら、自宅で死にたい。:だ。

このことから、:青く:なっているのは、帰還自治体であり、要介護支援者である。
介護支援者:ホームヘルパー、施設介護支援員等:は、周知のとおり仕事の尊い使命感に反して、収入が見合わないことから全国的にも慢性的に不足している中(県内、介護福祉士養成校定員80名の内、昨年度来入学者47人など)、フクシマは、圧倒的に不足している。
この圧倒的に不足している環境の中に、要介護住民が戻ればどうなるのか、火を見るよりも明らかだ。


『亡くなった申し立て人は343人に上る』
東京電力福島第一原発事故で全町避難する浪江町の住民1万5546人が慰謝料の増額を東電に求めた和解仲介手続き(慰謝料を現行の1人月10万円から35万円に増額するようADRに求めている)で、町は7月2日、和解案が提示された2014年3月末以降、申し立て人のうち202人が死亡したと発表した。
東電は和解案の受け入れを拒否したままで、町によると、ADRを申し立てた13年5月以降、ことし5月末までに亡くなった申し立て人は343人に上る。

死亡した申し立て人はADRの手続きから外れる。
増額分を親族が相続できるか否かは決まっていない。


『所在不明の800人死亡か中間貯蔵の地権者』
原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設予定地の地権者で連絡先が把握できていない約1160人のうち、約800人が死亡しているとみられることが、26日までの環境省の調べで分かった。
同省は地権者に応じた対応方針を基に用地交渉を前進させる考えだが、相続人の把握などさらなる難航は避けられない見通し。
連絡先を把握している地権者の所有地と、国などの公有地を合わせた面積が、予定地全体の8割を占めることも明らかになった。死亡したとみられる地権者のうち、死亡が判明しているのは約500人で、残りの約300人は登記記録の年代から死亡したと推測されると判断した。
同省は、死亡した地権者の相続人の連絡先確認を進めているが、土地などが分割されて相続されるケースもあり、用地交渉件数がさらに増えることも予想されるという。

この中間管理施設では建設後30年間の放射能汚染物質等の管理を行うこととして、環境省が長期間ではあるが期間を限定した使用目的としている。
放射能の汚染物質等の管理は元より、土地の貸与契約者である地権者らとも長期の管理態勢とその関係性も求められているが、30年後にこの中間管理施設に集約した放射能汚染物質を他所に動かすことができるのか?
このまま、永久に管理する(最終管理施設)に計画の変更になる可能性が高いのではと、みる県民は多い。


『県内一円に減容化施設を建設する』
旧ソビエト時代に起きた、チェルノブイリ原発事故:1986年:後、政府、科学者らが心配していること、それはチェルノブイリ原発付近での森林等の火災であった。
現在はウクライナのチェルノブイリ周辺では、心配していた森林火災が起きている。
6月末に始まっていた模様で、既に1平方キロ以上が燃えていると報じられている。
4月の火災では4平方キロが燃えているエリアの近くです。
ウクライナの国家当局は、チェルノブイリの立ち入り禁止地域(ゾーン)内で、山火事の結果として、放射線量が管理レベルを超えたと、発表している。
6月30日に採取されている大気サンプルは、セシウム137が管理レベルの上限を一桁は超えているとも伝えられている。

●フクシマ・ナウその3に続く
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これまで届けた救援金
359,650,649円(2015年10月19日現在)

内・東日本大震災救援金総額
295,442,139円(2015年10月19日現在)

ただいまの基金残高
257,311,810円(2015年6月30日現在)

このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
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息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。


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【東日本大震災救援活動の中のボクの風景】
●この10月24日から26日にかけ、hideが副会長を務める「箕面市人権啓発推進協議会」の東日本大震災義援活動3回目(年1回)が、約20名の参加者で行われます。
おおよその旅程は、次のようなものです!

・24日:南相馬市にて、子育てカフェのみなさんと昼食、懇談会。
南相馬市小高区等見学、南相馬ファクトリィの佐藤さんたちと交流。
石巻の追分温泉泊。夕食、にっこりパーク仮設住宅・中村さんたちと交流。
・25日:石巻市内~日和山・大川小学校等見学。
南三陸町防災庁舎到着。
最後まで避難放送を続けた末希さんの実家・民宿で昼食。ご両親と交流。
陸前高田市の旧道の駅、市内見学。
気仙沼へ。八瀬の森で民泊。
・26日、海市、気仙沼コンベンション観光協会、熊谷さんたちと交流。
市内見学、スーパー堤防等。
海の市・シャークミュージアム等で買い物、昼食。
午後5時35分、仙台空港発、帰阪。
だいたい以上!

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