認定NPO法人 ゆめ風基金〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662/E-Mail yumekaze@nifty.com

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけています。

Home > スポンサー広告 > スポンサーサイト

Home > 防災 > 「まちなか被災シミュレーション」に参加しました!

--.--.-- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014.11.04 Tue 「まちなか被災シミュレーション」に参加しました!

体調が悪くて、少しお休みを頂いていた、事務局員・長崎です。

遅くなりましたが、標記の件、初めて参加したので、じっくりご報告いたします。
「まちなか被災シミュレーション」について はここをクリック!


『ガイドヘルプ等で外出機会の多いボランティアやガイドヘルパー、障がい当事者の方が、初めて訪れた土地で災害にあっても無事に避難できるよう、避難訓練と避難のための情報収集にチャレンジする』、それが「まちなか被災(災害時避難)シミュレーション」です。

今までに、大阪市北区(扇町・中崎町・南森町・天神橋筋商店街・梅田)、大阪市福島区(野田阪神・大阪市中央市場)
兵庫県新長田、伊丹、三田で開催。
今回は、大正区でした。




アロハシャツを着ているのがスタッフ。
まずは、商店街をぶらぶら~探索します。

沖縄からの移住者が多いことで有名な大正区ですが、残念ながら、当日は、半分ほどのお店のシャッターが閉じていました。
休日なのか、廃業したのか・・・。
どこの商店街も抱える、「空き店舗」が目立ちました。
このお店を借りて何かできないかな~などと思いつつ、歩みを進めます。

今回は、20人ほどの参加者で、2班に分かれて行動しました。
1時間ほど、歩いて、地元の名所らしきところを目指します。
ちょうど、商店街に置いてあった、「大正区マップ」を手に入れられたので、珍しい「渡船場」へ、てくてく・・・。


マップを見て驚いたのが、大正区は、川に囲まれた地区だということです。



「こういう機会がないと、なかなか「区全体」を知ることは、まずないなあ・・・。」
「そうそう!ここのお店に行くっていう、『点』だけしか調べていかへんよねえ~」
「うんうん!もしものことなんて考えてないよなあ。」

と、話ていると、大きなメガネ橋が見えてきました。




スタッフが走って見てくれてきたのですが、どうやら車だけでなく、自転車なども通行できるようです。
「もしものときは、ここに逃げる?」
「でも人が殺到しそうやねえ・・・」
「パニックになった人の行動は予測不可能やし、こればかりは・・・。」


隣の区に渡るのに、橋もありますが、住民がよく使っているのは、「渡船」。





結構きつい勾配。
電動車いすなので、なんとか行けますが、手動車いすでは、ちょっと怖いし、大変かな?
雨が降っても、ずるずる滑りそうで・・・。


なんとか坂を上りきると、




向こう岸から、自転車や学校帰りの児童が渡船でこちら側に渡っていました。
写真でかすかに見えますが、向こう岸はすぐそこ。

乗りたいね~と言っていると、スタッフが
「さあ、今地震が起きました。1時間後に津波が来ます。どうしましょう?」とグループみんなに問いかけます。

たまたま「大正区マップ」を持っていたので、「高いところ」を探しましたが・・・。
大正区には高層ビルもほとんどなく、10階以上のマンションも、低層階の人や近隣住民が殺到するだろうし
とりあえず、「昭和山」という、標高33メートルの山を目指そうと決めました。

私がいたグループは、子供さんも3人いて、道中は、遠足気分でしたが、
もし、実際に、知らない土地で地震にあったら・・・と、参加者みんなで話しあいながら進みました。

およそ1時間後、なんとか昭和山の頂上に到着。



ちょっとわかりにくいですが、かなり急勾配の所もありました。
それでも。頂上まで、ジョギングしている人とすれ違ったり、地元の人たちが散策したり、子供連れで遊んでいたりと
のどかな感じ。
もしも・・・のときに、ここに住民が殺到したら、大変だね、何人くらい避難できるんだろね、
途中、避難経路の案内板みたいなものが全く見えなかったけど、大正区の人は、避難訓練などどうするんだろうね・・・

などなど、みんなで疑問点などを話し合いながら、大正区役所へ。

もう一つの班と合流し、今回、感じたことを発表し合いました。



まずは、グループトークで、感じたことを出し合います。
すでに書いたこと以外に、
・液状化の心配
・マンションに、ほかの住民が避難してもOKの表示があったらなあ
・阪神高速の上にのぼる
・渡船は有事は「運行できない」と言われたので、大きな橋「めがね橋」に逃げるとか?

現地を歩いたからこそ分かる実感がたくさん出ました。

そして、2班の意見をホワイトボードに書きだします。





本当に、その土地を歩いてみないと、地図だけではわからないことがたくさんありました。
私たちのグループでは、「有事の際には渡船は避ける」という結論でしたが、
もう1班の、「地元の人」がいるグループは、
「渡船で、ほかの区に逃げる、それが一番!」とおっしゃっていて、地元の人の考えとの相違に
ちょっと驚きました。

渡船が、何回も何回も往復して、住民を対岸に運んでくれるのか、人が殺到したらどうするのか、そもそも津波が来るかもしれない、という想定下なら、渡船を運転している人だって、助かりたいはず。
一回、向こう岸に渡ってしまえば、再度戻ってくる保障はないよなあ・・・渡船は「大阪市公営」だけど、有事の際の規定はどうなんだろう、と心の中でつぶやいていました。

初めての参加だし、「スタッフ」もそれが正解っていうならもう意見は言えないよなあ~と思っていると
別の初参加者が
「大勢の意見に従ってしまった。流されたというか・・・。集団心理の怖さがちょっとわかりました。」
と発言。
そうそう、この「集団心理」が、ややこしいんですよね。

はたして最善の選択ができるのか。

自分の意見、考えを持っていても、周囲に流されることはよくあります。
非常時に、みんなが助かるには、やはり、常日頃からの避難訓練や危険個所の確認、
避難経路の確保など、できることはたくさんあります。

何もないからこそ、できること、それはきっと「過去の経験」を活かすこと。
日本は、未曽有の震災をたくさん経験してきました。
その経験を活かし、その地域の特性を考え、何が最善か、考え続けることが、
皆が助かる術だと、改めて感じました。



さて。
次回は、たぶん、地下街に挑戦です。
「ゆめごよみ」の最新号対談でも出ましたが・・・。
大阪は、地下が迷路状態です。
他府県から来た人に「梅田ダンジョン!(ゲーム用語で「地下迷宮」の意)」と呼ばれている、
「梅田地下街」を攻略する予定です。


詳しいことが決まったらまたお知らせいたします。

皆さんも、一度参加されてはいかがでしょう?
普段、何気なく通っている道、場所が、きっと変わって見えます。

以上、事務局員・長崎がお伝えしました!

スタッフの皆様、お疲れさまでした!








スポンサーサイト

Comments

name
comment
comment form

Trackback

FC2Blog User

  1. Trackback
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。