認定NPO法人 ゆめ風基金〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662/E-Mail yumekaze@nifty.com

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけています。

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2013.07.13 Sat 会員さんから、被災地訪問レポートを頂きました!その3

ゆめ風基金の会員さん、夏美さんから頂いた「被災地訪問レポート」いよいよラストです!

多くのかたに読んでいただきたい、と、切に願います【拡散希望!】





2013/6/30~7/4 東北ツアー(3)仙台とまとめ


7/4(木)仙台


いよいよ東北ツアーも最終日。
福島、南三陸、石巻のベリーダンス公演(?!)を終え、最後は仙台「たすけっと」を訪問した。
「たすけっと」は震災後被災地センターみやぎの拠点になっていたので、スタッフとは顔馴染みだ。

Kさんが持参したアルバムをじっくり見てもらい、地域での暮らしぶりを紹介した。
今回の旅行のためにKさんが関わるスタッフが準備してくれたアルバムは本当に役立った。
言葉で説明するのが難しいKさんだが、グループホームでの様子、様々なイベントでのダンス出演、20年間働いた保育園を退職する時のセレモニーの写真など、Kさんの暮らしを写真で分かりやすく紹介できた。

ベリーダンスはお馴染み氷川清の「ずんどこ節」に乗せて踊り、大いにウケていた。
たすけっとスタッフのKさんから「日頃の疲れを忘れてとっても癒されました」とメッセージを頂き、嬉しかった。
Kさんのダンスを通じて、また私個人としても、今後も被災地に関わり続けたいと思う。




☆まとめ☆
今回、やはり一番重かったのは放射能の問題だった。
2011年6月に南相馬を訪問し、原発事故の被害を目の当たりにした私は自分なりに放射能について勉強した。
本を読み、ネットで調べ、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画を観にいったりした。
福島や東北、関東は放射線量が高く、外部被ばくは特に感受性の高い子供には心配だ。
そして食品から放射能が体に入る内部被ばくの問題は、もはや日本に住む誰もが抱えるリスクになってしまった。

「安全です」「食べて応援」を掲げる政府。
「安全の根拠は無い。チェルノブイリ事故で被曝した子供たちの痛々しい姿を見るべきだ」と食の安全を訴える人々。
しかし大半の人は、何が本当か分からず迷い続けているのではないか。

私は年間被曝量の上限を1mSvから20mSvに引き上げたり、燃やしても埋めてもいけなかった高濃度の放射性廃棄物を8000ベクレルまでは燃やして埋めても大丈夫といったり、平常時の何十倍何百倍の放射線量の地域に“自己判断・自己責任”で帰還させたりする政府をまったく信用していない。

本当に安全なら、世界中のあらゆる国が東北のみならず日本産の食品を全品輸入禁止にしているのはなぜか。
自分の子供の尿からセシウムが検出された時の母親の気持ちをどうして考えることができないのか。
セシウムが検出された冷凍みかんが学校給食に出され、それを子供に食べさせるか食べさせないかを保護者の判断に委ねることがなぜ許されるのか。

そういう思いから、私は「食べて応援」はできないと考える。

しかし実際福島に行くと、出して頂いたものはすべて美味しく食べたいと思う。
食べると美味しいけれど、このコメは福島産だろうか、この笹かまの魚はどこの港に上がったものだろうか、山菜はさすがにやめておこうかなどど考えながら食事をすることの異常さ。

南三陸の海鮮は見事だった。
すべてたいらげた。
美味しかった。

けれど、全品検査が課されていない以上、やはり不安は残った。
ワカメのふりかけのお土産を友達に買ったが、小さい子がいるので渡すのをやめた。
福島県の飯館村をバスで通った時、原発事故の風評被害でもう立ちゆきがいかないと自殺した人の商店を通った。

風評被害とは何か。
復興に向けて頑張っている人たちを応援できない私はひどい人間か。
放射能の知識もなく食べて応援する人は愚かか。
誰が悪いのか。
何が正しいのか。


鎌仲ひとみ監督が2014年秋に公開予定の映画のタイトルは「小さき声のカノン~選択する人々~」。
私たち日本人は、何をするのにも選択をしなくてはいけなくなった。
逃げるか、留まるか。
戻るか、戻らないか。
行くか、行かないか。
食べるか、食べないか。

すごい時代に生まれてしまったと思う。

でも諦めたくない。

参議院選挙が近い。
私たちはどういう未来を選ぶのか。
暗い気持ちを振り払って、とにかく元気に!と思う。
選択し続けるしかないし、やれることをやるしかないと思うからだ。



以上。

文:永村 夏美



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